最近、アート制作にどっぷりと没頭しています。
思えば、ずっと作りたかったものがありました。でも、かつての自分の技術では、どうしてもそれを形にすることができなかった。そんなもどかしさを抱えていた私が、今、再び筆(プロンプトやマウス)を握っています。
3DCGの限界と、抽象画への迷走
かつてのメインツールは3DCGでした。メカニックなものや工業製品を作るには最高のツールでしたが、こと「人間」となると話は別です。
私が理想とする「いい感じの女の子」を描こうとしても、どうしてもCG特有の硬さが抜けず、当時のソフトの使い勝手も相まって、それはもう無茶に近い挑戦でした。
その後、逃げるように抽象画に手を出した時期もありました。「意味不明」と言われがちな抽象の世界。結局、作者である自分にしか分からない表現は、多くの人には届かない。そう痛感して、「自分には無理だ」と一度は夢を諦めたんです。
伏線が回収された「空白の5年間」
それから約5年。 その間にはコロナ禍という大きな時代の変化があり、私自身も絵画教室に通うなど、自分なりに「表現」と向き合う時間を過ごしてきました。
そして今、AIという、5年前には想像もできなかった圧倒的な技術が現実のものとなりました。
あの頃、技術が足りなくて形にできなかったイメージ。 あの頃、道具が不自由で諦めてしまった世界。
今、そのすべてがAIという翼を得て、ようやく形になり始めています。絵画教室で学んだことも、3DCGで苦労した経験も、すべてはこの瞬間のためにあったのではないか。今、そんな不思議な感覚の中にいます。
「上手さ」よりも「伝わること」を
世の中には、私よりもはるかに技術に長けたAIクリエイターが山ほどいます。でも、誰かと比べるのはもうやめました。
難解な自己満足のアートではなく、「一般の人が見て、直感的にいいなと思えるアート」。それこそが、私が本当に作りたかったものだからです。
今の自分にできる表現、今の自分にしか出せない味。 現状を楽しみながら、一歩ずつ、納得のいく作品を積み上げていこうと思います。

