『Rise of Rebellion ~地罰上らば竜の降る~』がついにリリースされましたね。
正直、私はこの手のアクションRPGがそこまで好きではないので、購入もしていませんし、体験版もプレイしていません。ただ、インディーゲームという観点から、少し思うところがあったので書いてみます。
まずレビューを見てみると、全体的に厳しい意見が目立ちます。
もしこれが2年前に出ていたら、もっと評価されていたかもしれません。でも今となっては、この手のアクションRPGは市場にあふれていて、完成度の高い作品も多く存在します。そうした中で比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまうのは否めません。
制作者は「世界一面白いアクションRPGを作る」とまで言っていましたが、現状の出来を見ると、その言葉とのギャップが大きく感じられます。2年前なら、その差もそこまで気にならなかったかもしれませんね。
価格としては1000円程度なら妥当かな、と思える内容です。これがもし2000円だったら、さらに辛辣な評価が増えていたかもしれません。
そういえば、主人公は女性だったんですね。今になって気付きました。
ただ、女性キャラとしての魅力があまり活かされていない印象です。顔もほとんど見えませんし。女性主人公というだけで注目されるタイトルもあるので、そういった長所をもっと前面に出せていれば、評価も違ったかもしれません。
この手のゲームをプレイする層は、やはりコアゲーマーが中心でしょうから、レビューが厳しくなるのもある意味当然です。逆に、ライト層も楽しめるような内容だったら、もう少し違った反応があったかもしれません。
現在のレビュー数は57件程度ということで、販売本数はおそらく3000本前後でしょうか。スタートとしては厳しめですが、今後どれだけ話題になるかに注目したいところです。