東京を訪れた際、ちょっと驚いたことがある。
それは、「学園アイドルマスター」の人気ぶりだった。
池袋のアニメイトに立ち寄ったとき、まず目に飛び込んできたのが大型モニターで流れていたプロモーション映像。まさに力の入った演出で、「え、今こんなに盛り上がってるの!?」と正直驚いた。
もともと『アイドルマスター』シリーズが好きな自分だからこそ、その盛り上がりの“リアルさ”に衝撃を受けた。
とはいえ、どこか「無理やり盛り上げてるのかな?」と感じた部分もあったけど、それすら含めてバンダイナムコのプロデュース力はさすがだと思った。
実際、都内にはアイマスの公式ショップも複数あり、コラボ店舗もちらほら。ファンが実際に足を運びたくなるような仕掛けが、リアルの場でも展開されている。
ゲームって、やっぱり「盛り上げてなんぼ」なんだなと改めて実感した。静かにリリースしただけでは、どんなに中身が良くても届かないこともある。
でも今回、一番感じたのは——
「昔からアイドルマスターを楽しんでいた自分、今こうしてリアルな熱狂を体験しているって、ちょっとすごくない?」ということ。
これが大きなチャンスなのかは分からない。でも少なくとも、自分のセンスは間違ってなかったと確信できた。
好きなものを信じて追い続けていると、こういうタイミングで“報われる瞬間”がくるんだなって、そんなことを思ったんだ。