この事件は僕自身が直接関わっているわけではありませんし、書いたところで何かが解決したり、誰かの役に立つとも限りません。
それでも、どうしても驚きを隠せなかった出来事でした。
僕はゲーム制作者で、昨年は横スクロールアクションゲームを制作しました。その立場から見ると、今回の件は正直「考えられない」と感じています。
今回の企画は、
横スクロールアクション+ハクスラ要素+ストーリー重視
といった内容だったと思いますが、これらをすべて詰め込むのは、相当ハードルが高いです。少なくとも、なるにぃ本人が制作する前提では、かなり無理がある企画だったと感じます。
その結果、ディレクターに丸投げする形になったのだと思います。
しかし、そのディレクターは、なるにぃがゲーム制作に詳しくないことを利用し、嘘やごまかしを重ねていたのではないでしょうか。
もし本当に「ゲームを完成させられる優秀なディレクター」だったなら、今回の事件は起きなかったはずです。
制作費が足りない、期間が足りないのであれば、企画段階で調整することは十分に可能だったはずです。
特に深刻だと感じたのは、完成度が約1%程度だったという点です。
残りの2%は未使用データやアセットだったとも聞いていますが、これはかなり酷い状況だと思います。
4000万円を使って完成度1%。
単純計算すると、完成までには40億円かかる計算になります。
制作期間が約3年弱だとすると、100倍で約300年近くかかることになります。
ここまで来ると、ディレクターが最初から騙すつもりで仕事を請け負ったと考えるのが自然ではないでしょうか。
進捗報告をほとんどせず、毎月お金だけを受け取り、先延ばしにしていた――
そんな状況は十分に想像できます。
そして、これ以上の先延ばしが難しくなったためにディレクターが逃げたのか、
あるいは詐欺に気づいたなるにぃが解雇したのか。
どちらにしても、すでに手遅れだったのでしょう。
個人的には、
・4000万円の具体的な使用内訳
・ディレクターとのやり取り
・これまでの経緯
これらをすべて公開すべきだと思います。
それが一切ないからこそ、多くの人がモヤモヤしているのだと思います。
そして僕が一番懸念しているのは、この事件が「まだ終わっていない可能性」です。
二度目の詐欺が起こる可能性すらあると感じています。
なるにぃがゲーム開発を理解していない状況は、今も変わっていません。
そうであれば、再びうまく丸め込もうとする人が現れる可能性は十分にあります。
そのとき、適切な判断ができるのでしょうか。
そもそも「丸投げ」は非常に危険です。
丸投げしてしまうと、ディレクターに何をされても文句が言えません。
制作費の増加や制作期間の延長を、発注者が管理するのは極めて困難です。
ディレクター側は、当然ながら多くの報酬を得たい立場です。
そのため、制作費が増える方向に話を持っていくのは自然な流れでもあります。
「完成するまで1円も支払わない」という契約であれば話は別ですが、
毎月制作費を支払う契約であれば、先延ばしした方がディレクターにとっては得になります。
以上を踏まえてまとめると、
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このディレクターは、最初から詐欺に近い計画を立てていた可能性が高い
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なるにぃのゲーム制作に対する理解不足、丸投げ、管理不足が大きな原因
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YouTubeやクラファンで得た大金による、どんぶり勘定体質は今も変わっていないのではないか
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第三者が開発状況をチェックする体制を作らない限り、適切な管理は難しい
以上が、今回の件についての僕の正直な考えです。