最近、「これはガチで成功してるな……!」って思わされたRPGの事例があって。まだ開発途中のゲームなんだけど、STEAMのストアページを公開しただけで、なんと1日でウィッシュリストが1万件超え。ヤバくないですかこれ。
具体的なタイトル名は出せないんだけど、ジャンルは3DのアクションRPGで、雰囲気がとにかく良い。日本人の感性にドンピシャな感じ。しかもね、“アニメ調”なんだけど、本当にアニメみたいな質感なのよ。ポリゴンくささが全然ない。これって実は今までなかったタイプかもなって思ってて、「ゲームでアニメの世界を旅したい」っていう夢を叶えてくれるビジュアルって感じ。
主人公は女性で、これまた可愛い。可愛いけど媚びてない感じっていうのかな? いわゆる“ギャルゲー感”とは違う、自然な魅力があるキャラで、世界観にもすごく合ってる。敵とかダンジョンもかなり凝ってそうで、ゲームファンなら「これは買うわ」ってなる感じ。
で、たぶんここがポイントなんだけど、ストアページ公開と同時にちゃんとプレスリリースも流してたっぽいんだよね。もちろん、メディアに自分で情報を提供してるタイプのやつ。これ、地味に大事で、黙ってストアだけ作っても人ってなかなか来てくれない。ちゃんと話題を作って、見てもらえる導線を準備してたわけ。
あと、X(旧Twitter)の活用もめちゃくちゃ上手かった。すでに結構ファンが集まってるアカウントがあって、ストアページと連携して「今すぐウィッシュリストに追加!」っていう流れが自然にできてた。ファンがゲームの話題で盛り上がれる場所が最初から用意されてたの、強いよね。
正直、ゲームの中身はまだまだこれからって感じだったっぽいのに、ビジュアルと雰囲気、そして“ちゃんと仕込んだマーケ戦略”だけでここまでの反響。これは本当にすごいと思う。特にインディーでやってる人とか、今からゲーム出そうとしてる人にはめちゃくちゃ参考になる事例だなって感じました。
まとめると、今回の成功ポイントはこれ:
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アニメ調の超完成度高いビジュアル(しかも新しい)
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主人公の魅力と世界観の統一感
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RPGとしてちゃんと作ってそうな雰囲気
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プレスリリースでの事前告知
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Xでのファンとのつながりの場作り
こういうのをちゃんと仕込んだ上で、ストアページ公開 → 即大反響、という流れが作れてたわけです。
正直、ゲームって「良いものを作れば勝手に広まる」っていう幻想がまだまだ強いんだけど、ちゃんと見せ方を戦略的に設計することがめちゃくちゃ大事なんだなって改めて思わされました。自分もこういう流れ作っていけるようにしたいな〜と地味に思った日でした。