「PS Plus」という言葉を聞いてピンとくるのは、基本的にPlayStationユーザーだけかもしれません。先日、Switchしか遊んだことのない友人にPS Plusについて説明したところ、なかなか理解してもらえませんでした。
PS Plusは、PlayStationが提供している定額制のゲームサブスクリプションサービスです。月額およそ1,000円で、対象のゲームを遊び放題にすることができます。対象となるのは主にPS4用のゲームですが、PS5のタイトルや、最近ではPS3以前のクラシックタイトルも増えてきました。現時点で、500本以上のゲームがプレイ可能です。
この中にはインディーゲームから有名シリーズの旧作まで、幅広いタイトルが含まれています。たとえば、『ファイナルファンタジー』や『モンスターハンター』『バイオハザード』などの人気シリーズの過去作も遊ぶことができます。
私はよく旧作を遊ぶので、PS Plusの恩恵をかなり感じています。一方で、「新作しかやらない」という人にとっては、遊び放題の恩恵はやや少なめかもしれません。それでも、新作の割引が受けられるといった特典もあるため、加入するメリットは十分にあります。
では、Switchと比較するとどうでしょうか?
Switchでも旧作がセール価格になることはありますが、「遊び放題」ではなく、基本的には購入が必要です。たとえ50%オフになっても、無料では遊べない点はPS Plusとの大きな違いです。
中には「PSユーザーはあまりゲームを買わない」と言われることもありますが、それはPS Plusで多くのゲームを楽しめるからです。買わずに済む=それだけお得に長く遊べるということでもあります。
ゲームを長期間楽しみたい人にとっては、PS Plusは非常にコストパフォーマンスが高いサービスだと実感しています。