最近、タレントの中川翔子さんが「スイッチ2」を購入したという話がSNSで話題になっていました。中には「転売品を買ったのでは?」といった批判の声もあったようです。
でも、僕が最初にこのニュースを見たとき、正直なところ「うーん……めちゃくちゃどうでもいいな」と思ったんです。いや、本当に。それが第一印象でした。
仮に彼女が転売品を買っていたとしても、それは自分のお金で買ったわけですし、法的にも何の問題もありませんよね?もちろん、転売自体をよしとしない気持ちはわかります。でも、だからといって「買った人を一方的に叩く」というのは、なんか違うんじゃないか?という気がします。
ネットが騒ぎすぎる風潮
今回の件で一番驚いたのは、「こんな小さなことでここまで大騒ぎになるんだ」ということ。話題になるのはわかるけど、わざわざ炎上させるほどのことかな?と。
それに、今回の騒動を通じて「ネットの中って、すぐに誰かを叩く場所になってしまってるんだな」という現実があらためて見えてきました。ターゲットはその時々で違いますが、「何かを叩きたい」「誰かに文句を言いたい」っていう空気が、ずっとネット上には漂っている気がします。
この傾向、最近ますます強くなっている気がしませんか?ちょっとしたことでも、誰かがやった行動を揚げ足取るように叩く。そしてそれが「正義」のような顔をして行われているのを見ると、なんともモヤモヤした気持ちになります。
誰かを叩くことで正義を語る風潮
もちろん、意見を言うこと自体は悪いことじゃないと思います。でも、それが「自分の考えと違うから攻撃する」「相手が有名人だから叩いてもいい」みたいになってしまっているとしたら、それはもう健全な議論とは言えないですよね。
誰かが何かをやるたびに、いちゃもんをつける人たちが現れて、それが連鎖していく。今回の中川翔子さんの件は、その典型的な一例に過ぎないのかもしれません。
最後に:もう少し穏やかでありたい
個人的には、「それって自分にとって本当に関係あるのか?」って、一度立ち止まって考える姿勢が、今のネットにはもっと必要だと思います。スイッチ2を誰がどこから買ったかなんて、本来どうでもいいことなんですよ。
一つの話題をきっかけに、無関係な人まで巻き込んで叩くような風潮は、やっぱり健全じゃないし、楽しくもない。もっとおおらかに、余裕を持って、ネットを楽しめる世の中になってほしいなと、今回の件を見てつくづく思いました。