今日は「詐欺メール」。最近ちょっと気になることがあったので、それについて。
メールアドレスを変えてから変化があった
以前使っていた古いメールアドレスには、もう本当に毎日大量の詐欺メールが届いていました。多いときは1日に20〜30通も。あまりにも多いので、さすがに使い続けるのも限界を感じて、数年前にそのアドレスは使うのをやめました。
そして新しく作ったメールアドレスでは、ありがたいことに詐欺メールはほとんど来なくなりました。ただ、もう一つのメインで使っているアドレスには、いまだに月に1回くらいの頻度で、ぽつんと届くことがあるんです。
「毎日来る」より「たまに来る」ほうが危険?
これって一見、たいしたことないように思えますよね。でも実は、たまにしか来ないほうが逆に危ないと感じています。
というのも、毎日詐欺メールが届いている状態だと、「これは怪しい」「また来たな」と自然と警戒心が働くんですよね。でも、普段はちゃんとしたメールしか届いていない環境で、たまたま来た1通の詐欺メール。油断していると、うっかり引っかかってしまう可能性があるなと感じました。
実際、今日まさにそういうメールが届いて、「あれ?これは…?」と思って調べてしまったんです。
ニッチなプラットフォームからのメールが逆に危険
今日届いた詐欺メール、ちょっと不思議だったのが、「すごくマイナーなプラットフォームの名前を騙っていた」こと。
誰もが知っているような大手企業(Amazon、銀行、宅配業者など)を装ったメールなら、こちらも警戒しますよね。「ああ、またか」と。でも今回のは、ある特定の人しか使わないようなニッチなサービス名で来たんです。
こういうのって逆に信じてしまいそうになるんですよね。「あれ、自分そこに登録してたっけ?」とか「そういえば使ったことあるような…」みたいに。しかも、大手と違って知名度が低いと、「偽物かどうかを判断しづらい」というやっかいさもあります。
情報漏洩の影響は見えにくい
念のため、そのプラットフォームについて調べてみたら、やはり過去にメールアドレスの情報漏洩があったようです。どのくらいの規模で漏れたのかまでは分かりませんでしたが、確かにそういう事実があったらしい。
実際、企業側が情報漏洩をすべて公表しているとも限らないので、私たちが知らないうちに個人情報が出回ってしまっている可能性は十分あります。これはもう、日常的に起こり得ることなんでしょうね。
最後に
詐欺メールって「数が多いから危ない」というイメージがあるかもしれませんが、逆に少ないときほど油断が生まれる。そして、知名度が低い企業名を使ったメールほど、信じやすくなる。
今回の体験を通して、そんなちょっとした「盲点」に改めて気づかされました。みなさんも、たとえ月に1通でも、怪しいメールには気をつけてくださいね。