今日はちょっと重たい話をします。
「ゲーム制作で家庭が崩壊するかもしれない」という、ある意味で“笑えないリアル”についてです。
サラリーマンがゲームを作るということ
最近では、副業や趣味でゲーム制作をしているサラリーマンも珍しくありません。
そして当然、そんな人たちが家庭を持っていることも珍しくないですよね。
ですが——ここに大きな問題があります。
サラリーマンとして働きながら、家庭を持ち、さらにゲーム制作をするというのは、想像以上にハードな生活です。
仕事が終われば帰宅。
でも、そこから「自分の時間」としてゲーム制作を始めたい。
ただし家庭には、配偶者との会話、家事、育児など、「もうひとつの大切な仕事」があるのです。
ゲーム制作にかかる時間のリアル
ゲーム制作は、ものすごく時間がかかる作業です。
アイデアを練るところから始まり、プログラミング、グラフィック、音楽、デバッグ…。
チームで作るなら分担できますが、個人開発だとすべて一人でやる必要があります。
制作に数ヶ月〜数年かかるのは当たり前。
しかも集中力が必要で、途中で気軽に手を止めるのが難しい作業です。
その結果——
気がつけば家庭のことがおろそかになり、パートナーとの関係が悪化。
最悪の場合、「家庭崩壊」という現実が待っている可能性もあるのです。
本末転倒にならないために
もともとは「好きなゲームを作って、夢を叶えたい」「副収入を得たい」と思って始めたはずのゲーム制作。
それが原因で家庭が崩壊してしまっては、本末転倒です。
では、どうすればそのような事態を防げるのか?
ポイントは、「無理をしない」ということです。
1日1時間。それでいい。
例えば、1日にゲーム制作に充てる時間を1時間だけにする。
「それじゃ何も進まない」と思うかもしれません。
でも、毎日1時間でも、1ヶ月で30時間。
少しずつでも積み重ねていけば、ちゃんと前に進んでいます。
逆に、「今日は時間があるから3時間やろう」とか「週末にまとめてやろう」と思うと、家庭とのバランスが崩れやすくなります。
最も大切なのは、「家庭との調和を保ちながら、長く続けること」。
短期で完成させることよりも、続けられる環境を作ることの方が重要です。
最後に
ゲーム制作は素晴らしい創作活動です。
でも、それによって大切な家庭が犠牲になるのは、誰も望んでいないはず。
「1日1時間でもいい。少しずつでも、前に進めればいい。」
そんな気持ちで、自分と、そして家族との関係を大事にしながら、ゲーム制作を楽しんでいきましょう。