レビューとか評価って、ついつい星5つとか1つとか、極端になりがちじゃないですか?でも僕、昔から「星4つ」しか付けない主義なんです。これ、ちょっと変わってるかもしれないけど、理由がちゃんとあるんです。
まず、僕は基本的に「悪い評価」はなるべく付けたくないんですよ。たとえば誰かが一生懸命作ったものに対して、軽々しく星1とか2とか付けるのって、なんかちょっと申し訳ない気がしてしまうんですよね。もちろん明らかに問題がある場合は別だけど、普通に使えたらそれでOKじゃんって思う。
で、じゃあなんで星5じゃないの?って話になるんだけど、僕の中で「完璧なものはこの世に存在しない」っていう考えがあって。いや、めっちゃ良かった!って思うこともありますよ。でも、それでもどこかに改善の余地はあるはずだし、そういう余白を残しておく意味でも、星5は付けないようにしてる。
たぶん星5をすぐ付ける人って、物事を「良い/悪い」って極端にジャッジしちゃう癖があるんじゃないかな。星1つしか付けない人も同じ。なんていうか、アイバス的な思考?つまり直感的にバシッと決めちゃう感じ。良い悪いがハッキリしてる人って、見方が一面的になりがちなんじゃないかなぁと。
でも、世の中のものって、そんな単純じゃないと思うんですよ。完璧だと思ってたものも、後から見返すと「ちょっとこれは…」ってなることあるし、その逆も然り。結局のところ、自分の視点でしか物事って見られないんですよね。完全に客観的な人間なんて、たぶん存在しない。
だからこそ、あえて星4つっていう「ほどよい距離感」が自分にはしっくりくるんです。「これは良い!でも完璧じゃないよね」っていう、冷静な視点を保つためにも、星4って実はちょうどいい。
他の人からしたら「中途半端」とか「なんで5じゃないの?」って思うかもしれないけど、僕にとってはこれが誠実な評価。感情に流されず、ちゃんと物事を観察して判断する。それが自分なりのスタンスなんです。