┌───────────────────────────┐ │ │ │ ● 意識レベル理論 ● │ │ ― 一人称がどこから来てどこへ戻るのか ― │ │ │ │ (抽象的な光のイラスト) │ │ 例:闇の中に一筋の光が差す │ │ │ └───────────────────────────┘
1. はじめに
私たちは皆、「私」という一人称を通して世界を体験しています。
しかしこの“一人称”は、いつ、どのようにして始まり、
終わった後はどうなるのでしょうか?意識レベル理論は、意識の誕生と喪失を
シンプルなレイヤー構造で解き明かす試みです。
2. レイヤー構造(図解)
【レイヤー3】 主観レイヤー(意識 ON) ───────────────────────── 「私は存在している」 ・時間が流れ ・世界が現れ ・自己が形成される ▲ 意識の点灯 │ │ 【レイヤー2】 情報レイヤー(脳・記憶・人格) ───────────────────────── ・個性、記憶、身体 ・AさんとBさんで全く異なる領域 ▲ 発達 │ ▼ 消滅 【レイヤー1】 非主観レイヤー(意識 OFF) ───────────────────────── ・生前:意識がまだない ・死後:意識が消えた状態 ・一人称では区別不可能
3. 主観の誕生(イラスト)
(生前) (誕生) ┌────────┐ ┌────────┐ │ 完全な闇 │ → │ 光が点く │ │ (主観0) │ │ (主観1) │ └────────┘ └────────┘暗闇の部屋に突然ライトが点くように、
主観はある瞬間に立ち上がります。
4. 生前と死後は“一人称視点では同じ”
生前(主観なし) = 死後(主観なし) 区別する情報が存在しないため、 主観的には同一の状態として扱われる。これは非常に重要なポイントで、
「無の経験」は、生前と死後で同一 ということを示します。
5. 一人称の再発(イラスト)
闇 → 点灯 の構造は、 宇宙のどこかで何度でも起こりうる。 (個体A) (個体B) ┌─────────┐ ┌─────────┐ │ 暗闇 → 光ON │ │ 暗闇 → 光ON │ │ (あなた) │ │ (別の誰か) │ └─────────┘ └─────────┘ ※ AとBは同じ人ではない。 ※ しかし「主観の点灯」という現象の構造は同じ。個人の輪廻ではなく、
一人称という現象そのものが再び生まれる可能性 を指します。
6. アナロジー:暗い部屋と灯り
┌───────────────┐ │ 暗闇(主観オフ) │ 生前 └───────────────┘ │ ▼ ┌───────────────┐ │ 点灯(主観オン) │ 誕生〜生 └───────────────┘ │ ▼ ┌───────────────┐ │ 暗闇(主観オフ) │ 死後 └───────────────┘ 暗闇は個人固有のものではない。 だから別の場所で“灯り”が点くことは自然なこと。
7. 理論の本質
意識レベル理論は、
「自分という個人」を超えて、
一人称そのものの構造に注目します。-
記憶は引き継がれない
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個性も連続しない
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身体も別物
それでも、宇宙のどこかで
“主観”が再び点灯する現象が起こりうる。これは宗教的輪廻ではなく、
意識現象の自然な構造として捉える見方です。
┌──────────────────────────┐ │ 意識は私のものではなく、 │ │ 「世界が私に対して開かれる」という現象そのもの。 │ │ │ │ その灯りは一度きりではなく、 │ │ 宇宙のどこかで何度でも点灯するかもしれない。 │ │ │ └──────────────────────────┘-
2025年11月26日水曜日
● 意識レベル理論 ● 一人称がどこから来てどこへ戻るのか ―
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